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4年目の夏が過ぎていく


2018年の8月も気が付けば残り僅か。

毎日最高気温が35℃を超えた猛暑も、

最近は落ち着いて秋の気配を感じます。

新規就農してから4年目の夏が、終ろうとしています。

今年の夏を一言で表すと、

「限界を超えた夏」でした。

作付面積が7haを超え、

前年比1.5倍の面積で臨んだ品目も多々ありました。

そんな中、

「人数を増やして対応」

ではなく、

「創意工夫によって乗り切る」

と意気込んでいましたが…

結果としては、完全にやられました。

去年までの面積なら、自分が休みなく働きまくれば何とかなりました。

でも今年はそれが、完全に機能しなかった。

朝4時から夜9時まで、馬車馬のように働いて、

得たものは途方もない無力感でした(笑)。

スタッフにも大きな大きな負担をかけてしまい、

反省の毎日。。

まさに「限界を超えて」、無茶苦茶になってしまいました。

経営者としては失格です。

このまま来年も同じことを続けたら、間違いなく崩壊します。

だから、来年に向けて新しく生まれ変わらなきゃいけない。

なんか、毎年こんな感じやなぁーと思いつつ、

でも毎年こうしてケツをまくられる状況にあるからこそ、

前に進めるんちゃうかなと思います。

そしてここから先に行ってなんぼの世界だと思います。

1組織での有機・多品目農業の最適規模を超えてしまったので、

これから先の組織のありかた(組織であるべきかも含めて)、

野菜づくりのありかたを、

模索しながらつくっていきたいと思います。

といっても、またすぐに夏が来ます。

自然のタイムリミットがあるのも、

農業の良いところ。


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